リソースとは、階層構造を持つデータの集まりです。
データの各要素はオブジェクトと呼ばれ、それぞれのオブジェクトの中では、さらに階層構造や繰り返し構造を持たすことができます。
リソースは入力規則を設定するだけで、HINOMARUの強力なメンテナンス機能を利用することができます。
例えば、画像ファイルの登録、選択肢として他のリソースやマップを参照する、特定フィールドの選択によって他のフィールドを表示させる、など、全て入力規則を設定するだけで簡単に実現します。
複雑なオブジェクトを定義することもでき、サイト内のコンテンツデータ(記事や製品リストなど)として応用することも可能です。
ただし、サーバスペックにもよりますが、大量のデータを扱う場合はデータベースを利用することを検討します。リソースの参照は、実行効率が良い反面、データ量が増えた時にメモリ効率が悪くなる特性があります。
マップとは、ユニークな名前をつけた文字列データの集まりです。いわゆるコード表やメッセージ表にあたります。
ただし、同じ名前であっても、ケース別に違う値を設定することができます。ケースの利用方法は特に限定されていなく、例えば言語別のメッセージ表であればケースに言語コードをセットする、などといった使い方が考えられます。
リソースと同様、HINOMARUの強力なメンテナンス機能を利用することができます。
例えば、名前を付けて画像ファイルを登録したり、選択肢として他のリソースやマップを参照する、など、全て入力規則を設定するだけで簡単に実現します。